今回は、「Kポイントの位置」について重要なお知らせがございます。

ぜひ、こちらをご覧ください。

土持賢一
土持つちもち賢一けんいち
歯科医師
口腔ケアチャンネルです。今回は「解説します!Kポイントの正しい位置」というテーマでお話しましょう。

摂食嚥下の世界で広く知られているKポイントは、小島千枝子教授によって発見されたものです。

小島先生は、あくびのときは口が開くのに食事のときにスプーンを咬み込んでしまうという開口障害のある患者さんに対応していたときに、あるポイントを刺激すると開口に続き、咀嚼様運動と嚥下反射が起こることを発見したのです。

その後の研究で、この反応は両側大脳の皮質延髄路が障害された偽性球麻痺の患者さんに現れることから、大脳の抑制が取れた結果の異常反射と結論づけられました。

小島先生が記した論文には「臼後三角後方の高さで、口蓋舌弓の側方と翼突下顎ヒダの中央に位置する」と表現されていました。

この部分には名前がなかったので、「Kojima Point」で「Kポイント」と名付けられました。

場所をもう少しやさしく表現すると、上下の歯を噛み合わせたときの頂点の内側ということになります。

健常者では、この部位を刺激しても開口の反射は起こらず、非常に敏感な違和感を覚えます。鏡を見ながら場所を確認してみてくださいね。

それでは、また。