嚥下のときに食塊がすべて食道に流れていかず、咽頭に残ってしまうことがあります。

これを咽頭残留といいます。

咽頭部には、食塊が残留しやすい場所あります。

この場所とは?

土持つちもち賢一けんいち
歯科医師
口腔ケアチャンネル、今回は口腔ケアクイズです!問題はこのあと!

口腔ケアクイズ、問題です。咽頭部には食塊が残留しやすい場所が2箇所ある。マルかバツか?

嚥下のときに食塊がすべて食道に流れていかず、咽頭に残ってしまうことがあります。これを咽頭残留といいます。咽頭部には、食塊が残留しやすい場所があるのですが、それはいくつあるのでしょうか?

じゃあ、解説しましょう。

答えはマル!です。

咽頭部には、咽頭残留を起こしやすい場所が2箇所あるのです。

1つが喉頭蓋谷です。舌根と喉頭蓋の間にあるくぼみのような部位です。だいたい、この辺りにあります。

もう1つが梨状陥凹です。下咽頭に属していて、咽頭部の両側にある深くくぼんだ場所です。だいたい、この辺りにあります。

どちらに食べ物が残留しやすいかで、予防法も異なりますから、日頃から意識してみると役立つと思いますよ。

皆さんは正解しましたか?

それでは、また。