口腔ケアチャンネル、ワンポイントレッスンです。
今回は「口腔内チェックの前に口元と呼吸のチェック!」というテーマでお話します。
ご利用者さんの口腔ケアでは口腔内の観察は必須ですが、その前に口元と呼吸のチェックも行いましょう。
口を開けてもらう前に、口をしっかりと閉じることができるかを確認します。
口をしっかり閉じることができない場合は、口呼吸が疑われ、さらに口唇閉鎖不全などによる摂食嚥下障害を引き起こす可能性もあります。
鼻呼吸ができているか、口呼吸になっているかは、このように親指と人差し指で唇を閉じてみると確認できます。
人差し指や中指に鼻からの呼吸が感じられるなら、問題なしです。
普段は鼻呼吸できているのに、口呼吸になってしまっているというときは、カゼなどによる鼻づまりも考えられますよ。
それでは、また。