嚥下食に適さない食品というと、皆さんいくつか思い浮かべるものがあるかもしれません。 サラサラした水分、噛み切るのが難しいもの、粒が残るものなどが代表格ですね。 モチや焼き海苔などはよく知られていると思いますが、実は、こんな食品も含まれます。 土持つちもち賢一けんいち 歯科医師 口腔ケアチャンネルです。今回は「嚥下食に適したパン、適さないパン?」というテーマでお話しましょう。 嚥下食に適さない食品というと、皆さんいくつか思い浮かべるものがあるかもしれません。 サラサラした水分、噛み切るのが難しいもの、粒が残るものなどが代表格ですね。そして、のどにはりつくものもそこに含まれます。 モチや焼き海苔などはよく知られていると思いますが、そこにパンが含まれるのはご存じですか? バターロールやベーグルなどは、やわらかいというイメージから高齢の方に食べさせることが多いかもしれません。 でも、これらは口のなかで団子になって、そのまま飲み込んでしまい、のどに貼り付いて窒息を起こすという危険性があるんです。 一方で、食パンやフランスパンなどはバターロルなどに比べると高齢者向きではないと思われるかもしれませんが、口にはりつくリスクはずっと低いんです。 咀嚼に問題がないようなら、パンはこちらの方がオススメですね。 それでは、また。 前の動画 おえっとなる人の歯みがき呼吸法! 次の動画 歯科衛生士が勧めるチョコレート?