口腔ケアチャンネル、今回は口腔ケアクイズです! 問題はこのあと!
口腔ケアクイズ、問題です。サラサラしたものは嚥下食に向かない。マルかバツか?
摂食・嚥下に障害のある人には、食べやすく調理した嚥下食がオススメです。サラサラした液体は、摂取しやすいイメージがあるかもしれませんが、嚥下食としてはどうなんでしょうか?
じゃあ、解説しましょう。
答えはマル!です。
サラサラしたものは嚥下食に向かないものの代表です。
水やお茶、汁物、ジュースといったサラサラしたものは、すぐに咽頭に落ちていくために、誤嚥しやすいのです。
ほかにもあります。口のなかでバラバラになるひき肉、レンコン、ピーナッツなどは、咽頭へボロボロと落ちていくので誤嚥しやすいのです。
そして、カステラやマドレーヌのようなパサパサした食べ物は、水分が少ないため、口のなかで塊になりにくいのです。さらに唾液と混ざって粘性が高まるので、うまく飲み込めないときもあります。
こうした食べ物は、すべてが嚥下食に用いてはいけないというわけではありません。トロミをつけたり、ジュレでまとめたりと、調理法を工夫すれば嚥下食に活用することも可能ですよ。
皆さんは正解しましたか?