寝たきりの方のお口のなかは、厚い膜のようになった汚れがこびりついてしまっている、というケースがあります。 そんな方には、重曹とろみ水を使ってお口のなかを掃除してあげましょう。 重曹とろみ水の作り方は、こちらより 歯科衛生士:酒井 口腔ケアチャンネル、ワンポイントレッスンです。今回は「重曹とろみ水で寝たきりの人のお口掃除」というテーマでお話します。 寝たきりの方のお口のなかは、厚い膜のようになった汚れがこびりついてしまっている、というケースがあります。そんな方には、重曹とろみ水を使ってお口のなかを掃除してあげましょう。 重曹とろみ水の作り方は簡単です。水道水を入れた500mlのペットボトルに食用の重曹を大さじ1杯ほど加えて、濃度2%の重曹水を作ります。 そこにケチャップくらいのとろみがつく量のとろみ剤を入れます。あとはキャップを閉めて振るだけ。 この重曹とろみ水をガーゼやスポンジブラシ、歯ブラシ、舌クリーナーにつけてお口のなかを掃除します。上顎や舌、ほほの内側の粘膜などにこびりついた汚れがキレイにとれると思いますよ。 重曹の弱アルカリ性の成分がたんぱく質のしつこい汚れを分解してくれるんです。 重曹とろみ水は冷蔵庫で保存すれば1週間ほど保ちますよ。 前の動画 重曹がお口掃除に役立つわけ! 次の動画 歯周病が原因で歯が黒ずむことがない?