口腔ケアチャンネル、ワンポイントレッスンです。
今回は「水がない時は液体歯みがきを活用する」というテーマでお話しします。
災害時は水が不足しがちです。普段何気なく使っていた水も、災害時には優先事項を考えながら使う必要があります。
災害時、被災者にとって口腔ケアはとても大切です。ですが、使える水が限られている場合、飲み水よりも優先して歯みがきの口すすぎに水を使う、というのは難しいでしょう。
そんなときは、液体歯みがきを活用しましょう。
液体はみがきなら、水を使わずに口腔ケアを済ませられます。最初に適量を口に含んで、口のなかにしっかりと行き渡らせたら吐き出します。
そのあとに歯みがきを行います。歯みがきが済んだら、もう一度液体歯みがきを口に含んで、口をすすぎましょう。
液体歯みがきでなら、歯みがきのあとに水で口をすすぐ必要はありません。もし、水に余裕があって、口のなかに残った液体歯みがきの味が気になるようなら、水で軽く口をすすいでもいいでしょう。