“お口でじゃんけんゲーム”で、舌と唇を鍛える
- ナビゲーター:小笠
- 今回は「“お口でじゃんけんゲーム”で、舌と唇を鍛える」というテーマでお話します。
- アシスタント:田中
- お願いします。
- ナビゲーター:小笠
- 摂食・嚥下機能に問題がない場合でも、加齢によって口腔機能は徐々に衰えていくものです。日頃から、ストレッチなどで口のさまざまな機能を訓練・維持しておくことは大切です。
- アシスタント:田中
- お口の訓練も、楽しみながらできたらいいですよね。
- ナビゲーター:小笠
- そうですね。舌と唇の訓練を楽しみながら行えるゲームにしたのが、“お口でじゃんけんゲーム”です。
- アシスタント:田中
- じゃんけんを、お口でするんですね?
- ナビゲーター:小笠
- そうです。グーは唇をすぼめた状態。チョキは、舌を出した状態。パーが口と目を大きく開けた状態です。2人で一緒に「じゃんけん」と声を合わせ、グーチョキ、パーの口を作って勝負しましょう。
- アシスタント:田中
- 「じゃんけん」……「勝ったー!」。もう1回「じゃんけん」……「勝ったー!」
- ナビゲーター:小笠
- 口の訓練だけでなく、脳の訓練にもなるのが、“あと出し口じゃんけんゲーム”です。相手の出したグーチョキ、パーの口に必ず勝つものを、後出しで出すんです。例えば、相手が唇をすぼめたグーを出したら、後出しで口と目を大きく開けた「パー」を出すんです。やってみましょうか。
- アシスタント:田中
- 「じゃんけん」……「勝ったー!」。もう1回「じゃんけん」……「勝ったー!」
うわー、唇と舌だけでなく頭を使わなくちゃいけませんね。
- ナビゲーター:小笠
- 楽しみながらやってみてください。
- アシスタント:田中
- はい、ありがとうございました。