要介護の手前の状態をフレイルと言いますが、さらにその手前の状態をオーラルフレイルと言います。 オーラルフレイルをわかりやすく言うと、「ささいな口の衰え」ということになります。 オーラルフレイルを放置しておくと・・・ 土持つちもち賢一けんいち 歯科医師 口腔ケアチャンネルです。今回は「フレイルの前兆、オーラルフレイル」というテーマでお話しましょう。 要介護の手前の状態をフレイルと言いますが、さらにその手前の状態をオーラルフレイルと言います。 オーラルフレイルをわかりやすく言うと、「ささいな口の衰え」ということになります。 オーラルフレイルを放置しておくと、フレイルを引き起こしてしまいます。 オーラルフレイルには、明確な評価基準はありませんが、次の項目に1つでも当てはまることがあるなら、オーラルフレイルの可能性があります。 食べ物の量、種類を控えがちになった 食べにくくなり食事時間が長くなった 食事中にむせやすくなった 義歯は悪くないが噛むのが難しい 舌が回らず思い通りにしゃべれない 歯や口のせいで外出を控えがちになった オーラルフレイルは口腔ケアや口腔リハビリ、そして食形態の見直しで改善できる可能性が高いです。 歯科医師、歯科衛生士に相談してみてください。 それでは、また。 前の動画 舌クリーニングでの力加減の目安は? 次の動画 のどの動きをスムーズにする首と肩のリラクゼーション