災害時でもお口を衛生的に保っておくことは、全身の健康にも直結するために、とても大切なことです。 歯みがきなどの口腔ケアはもちろん、入れ歯のお手入れにも最善を尽くしたいものです。 今回は、災害時の入れ歯のお手入れ方法をご紹介します。 土持つちもち賢一けんいち 歯科医師 口腔ケアチャンネルです。今回は「災害時の節水入れ歯お手入れ法」というテーマでお話しましょう。 災害時でもお口を衛生的に保っておくことは、全身の健康にも直結するために、とても大切なことです。 歯みがきなどの口腔ケアはもちろん、入れ歯のお手入れにも最善を尽くしたいものです。 入れ歯のお手入れには、少量の水の入ったコップと少量の水を入れた保管容器、そしてティッシュペーパーと義歯ブラシを用意します。義歯ブラシがない場合は、歯ブラシでも結構です。 まずは入れ歯を外してティッシュペーパーで入れ歯に付いた汚れを拭き取ります。 義歯ブラシを水に浸して入れ歯をブラッシングします。 ブラッシングが済んだら、少量の水が入ったコップで入れ歯をすすぎ洗いします。 次に義歯ブラシを少量の水が入ったコップですすぎ洗いしてから、ティッシュペーパーで水分を取り、乾燥させます。 入れ歯は少量の水が入った専用容器に浸して保管します。水の量が限られているときは、入れ歯全部が水に浸からなくても結構ですよ。 それでは、また。 前の動画 カンジダ症と入れ歯の汚れは関係ない? 次の動画 嚥下食でも美味しく食べてもらう香りと温度のコツ