ご利用者さんのなかには、口腔ケアの際にじっとしていることができない多動の方もいらっしゃるかもしれません。

安全にケアを受けていただくために、皆さんも苦心していらっしゃると思います。

今回はこうした方のケアのコツをご紹介します。

土持賢一
土持つちもち賢一けんいち
歯科医師
口腔ケアチャンネルです。今回は「じっとできない人の口腔ケアのコツ」というテーマでお話しましょう。

ご利用者さんのなかには、口腔ケアの際にじっとしていることができない多動の方もいらっしゃるかもしれません。

安全にケアを受けていただくために、皆さんも苦心していらっしゃると思いますが、今回はこうした方のケアのコツを紹介しましょう。

まずは、何よりも多動を引き起こす原因ごとに分類することが重要です。

注意力の欠如や多動症といったことが原因でじっとしていられない方の場合は、落ち着いてケアを受けられる環境づくりが大切です。

刺激の少ない静かな環境を整えるようにしましょう。ケアがスムーズに完了したときは、ご利用者さんの協力に感謝していることを伝えてください。

パーキンソン病などの不随意運動で多動になってしまう方の場合は、ケア中に動いて怪我をさせてしまうことのないように、2人組みで対応します。

その際も押さえつけるようなことはせず、ご利用者さんにはリラックスしてもらうよう心がけましょう。

緊張や興奮によって症状が悪化してしまうこともあるからです。

それでは、また。