通常の食事を行なっていて、時々飲食物を誤嚥してしまうというタイプの誤嚥を「機会誤嚥」と言います。 水分で頻繁に誤嚥してしまうことを「水分誤嚥」といいます。 この2つの誤嚥の特徴は? 酒井さかい未菜みな 歯科衛生士 口腔ケアチャンネル、ワンポイントレッスンです。今回は「機会誤嚥・水分誤嚥への対応法は?」というテーマでお話します。 通常の食事を行なっていて、時々飲食物を誤嚥してしまうというタイプの誤嚥を「機会誤嚥」と言います。 誤嚥が時々しか認められず、飲食物の物性も一定しないことが多いのが特徴です。 そして、水分で頻繁に誤嚥してしまう「水分誤嚥」は、誤嚥する物性が水分であることが特徴です。 これらのタイプは、固形物を頻繁に誤嚥するわけではないために、経口摂食が十分に可能です。 まずは、食事の際の姿勢を工夫して誤嚥防止を試しましょう。そして、飲食物にとろみをつけるなどして、物性の調整を行います。 食事のとき以外にも、飲食物を用いない口腔リハビリ、いわゆる間接的嚥下訓練も行なってくださいね。 それではまた。 前の動画 誤嚥を分類する方法 次の動画 経管栄養を考慮する誤嚥のタイプは?