保湿剤にはスプレータイプとジェルタイプがありますが、乾燥がひどい人には、持続時間の長いジェルタイプが用いられがちです。

でも、乾燥がひどい人にジェルタイプを使うときには、注意していただきたい点があります。

注意点とは?

酒井さかい未菜みな
歯科衛生士
口腔ケアチャンネル、ワンポイントレッスンです。今回は「ジェルタイプ保湿剤を上手に塗布する」というテーマでお話します。

保湿剤にはスプレータイプとジェルタイプがありますが、乾燥がひどい人には、持続時間の長いジェルタイプが用いられがちです。

でも、乾燥がひどい人にジェルタイプを使うときには、注意していただきたい点があるんです。

それは、乾燥した粘膜にいきなりジェルタイプの保湿剤を塗布しないということです。

女性なら、お肌のお手入れで化粧水を使わずにいきなり美容液や乳液を使う人はいないと思います。
特に乾燥した肌にはまずは化粧水で水分を与えなくてはいけませんよね。

口腔内も同じです。ジェルタイプの保湿剤は化粧品でいえば乳液のようなものです。塗布する前に、乾燥した粘膜に水分を補給しましょう。

その役割をしてくれるのがスプレータイプの保湿剤です。水分補給が完了したら、ジェルタイプの保湿剤を塗布しましょう。

こうすれば、ジェルタイプ保湿剤の効果も十分に発揮されて、保湿効果も長持ちしますよ。

それではまた。