口腔ケアチャンネルです。今回は「朝食を食べないと口臭になる?」というテーマでお話しましょう。
最近では、口臭の原因といえば「舌苔」と答える方も増えてきたと思います。
でも、舌苔だけが口臭の原因ではないんです。例えば、朝食を食べないといったことも口臭の原因になることがあります。
朝食を食べないということは、食べ物を咀嚼したり嚥下したりしないということです。すると唾液も十分に分泌されず、口腔内が乾燥してしまいます。
乾燥した口腔内では雑菌が繁殖して歯垢などの汚れを分解してガスを発生させます。こうして口臭が発生してしまうのです。
「朝食は食べないけど口腔ケアはしっかりしている」という方はいらっしゃるでしょう。
それなら口臭のもとになる雑菌も歯垢も取り除けます。
ところが、口腔内は清潔でも、長時間の空腹状態によって消化器官からガスが発生することがあります。
これが口臭のもとになってしまうのです。
このように、朝食抜きは口臭を引き起こすリスクを増大させてしまうんですね。
それでは、また。