口腔ケアチャンネルです。今回は「ご利用者さんの歯が伸びた!?」というテーマでお話しましょう。
ご利用者さんの口腔ケアを行おうと口の中を見ると、「あれっ、歯が伸びた?」と思う時、ありませんか?
さすがに、「その年齢で歯が成長するわけがない」と思うものの、どう見ても歯が伸びているように感じる場合があります。
これは、ご利用者さんの歯ぐきが下がってしまったために、歯の根元が見えてしまっていることが原因です。
これを歯根露出と言います。歯根露出は歯周病が進行していることのサインなんです。
ですから、歯が伸びたと感じた場合は、歯科医師に相談してくださいね。
日頃の口腔ケアでは、歯と歯ぐきの境目に柔らかめの歯ブラシを45度の角度であてて、優しくブラッシングしましょう。
なかには、ブラッシングのときに痛みを訴えるご利用者さんもいるので、ブラッシングはくれぐれも優しく行ってくださいね。