舌清掃のとき、舌クリーナーをいきなり口の奥に入れてしまうと、ご利用者さんが「オエッ」となってしまいやすいです。 そんなとき、ある方法を使うと「オエッ」となりにくくなります。 こちらをご覧ください。 歯科衛生士:二島 口腔ケアチャンネル、ワンポイントレッスンです。今回は「舌掃除での嘔吐反射」というテーマでお話しします。 舌掃除は、「おえっとなるから苦手」という人が多くいらっしゃいます。 こんな人には、舌掃除を始める前に「舌にぎゅっと力を入れてみてください」と伝えましょう。 舌に力を入れることで、嘔吐反射が起こりにくくなるんです。 そして、舌掃除を始める場所にもコツがあります。 舌クリーナーをいきなり口の奥に入れてしまうと、ご利用者さんが「おえっと」なってしまいやすいです。 最初は舌の先からブラッシングしていきましょう。 時間を区切るのもポイントです。「3つ数える間だけガマンしてくださいね」というように、事前に伝えるとご利用者さんも安心してくれますよ。 前の動画 意識がはっきりしていない人への口腔ケアは? 次の動画 経管栄養の人でも入れ歯は必要ですか?