ご利用者さんの口腔衛生状態を管理・向上させるという意識の高まりとともに、施設スタッフの方々の口腔ケアもレベルアップしつつあるようです。

口腔ケアというと、歯みがきなどの口腔清掃をイメージされることが多いと思いますが、口腔リハビリも口腔ケアでは大事な要素です。

じつは・・・

土持賢一
土持つちもち賢一けんいち
歯科医師
口腔ケアチャンネルです。今回は「“口腔リハビリ”ってどういうこと?」というテーマでお話しましょう。

ご利用者さんの口腔衛生状態を管理・向上させるという意識の高まりとともに、施設スタッフの方々の口腔ケアもレベルアップしつつあるようです。

口腔ケアというと、歯みがきなどの口腔清掃をイメージされることが多いと思いますが、口腔リハビリも口腔ケアでは大事な要素です。

リハビリテーションとは、体の機能に生じた障害を「もとの状態に戻す」、あるいは「満足できる状態にする」という意味があります。

この場合の障害とは、
スムーズに嚥下できないといった機能形態障害、
嚥下できないために食事ができないといった能力障害、
食事を取れないために日常生活を送る体力がない
といった社会的不利という3つに分類できます。

それぞれの障害に対して口腔リハビリでは、次のようなアプローチ法をとります。

機能形態障害に対しては、低下した機能を訓練して改善する治療的アプローチ、能力障害に対しては、嚥下法を用いて食べられるようにするなどの代償的アプローチ、社会的不利に対しては、器具や設備を充実させる環境改善的アプローチを行います。

このように、口腔リハビリと一口に言っても、その範囲は広く、さまざまな方法があるんですよ。

それでは、また。