一手間加えて訓練効果アップ!ペットボトルブローイング
- ナビゲーター:土持
- 今回は「一手間加えて訓練効果アップ! ペットボトルブローイング」というテーマでお話しします。
- アシスタント:田中
- よろしくお願いします。
- ナビゲーター:土持
- 摂食・嚥下機能をトレーニングする方法はいろいろありまあすが、ペットボトルを使ったペットボトルブローイングは、よく知られている訓練法の1つです。
- アシスタント:田中
- 水を入れたペットボトルにストローをさして、ぶくぶくする訓練ですよね?
- ナビゲーター:土持
- そうですね。今回は、このペットボトルブローイングに一手間加えることで訓練効果がアップする方法を紹介しましょう。
- アシスタント:田中
- はい。一手間ってどんなことですか?
- ナビゲーター:土持
- まずは、準備してほしいものを説明しましょう。当然ペットボトルとストローは必要ですね。ペットボトルはキャップも捨てずにおいてください。そして、ペットボトルに小さな穴を開けるキリかドライバーなどを準備してください。ペットボトルの、このへんにストローが通る程度の大きさの穴を開けます。キリで小さく穴を開けたあとに、ストローの太さと同じくらいのドライバーなどを、ライターの炎などで熱して最初の穴に刺すと、きれいな穴が開きます。ここにストローを通します。
- アシスタント:田中
- なぜ、飲み口のところにストローを通さないんですか?
- ナビゲーター:土持
- 飲み口のところには、ペットボトルのキャップをつけておくんです。このキャップの閉め方を調節することで、ブクブクとするときの抵抗の強さを調節できるんです。キャップを軽く閉めると抵抗が弱くなり、強めに閉めると抵抗が強くなります。こうすると、訓練の効果もアップしますよ。
- アシスタント:田中
- 負荷のかかり方がいろいろと変わると、飽きずに訓練ができそうですね。
- ナビゲーター:土持
- そうですね。でも、やり過ぎて酸欠になってしまわないように、注意しながら行ってくださいね。
- アシスタント:田中
- よくわかりました。ありがとうございました。