誤嚥をするのはどんなとき?
- ナビゲーター:小笠
- 今回は「誤嚥をするのはどんなとき?」というテーマでお話します。
- アシスタント:田中
- よろしくお願いします。
- ナビゲーター:小笠
- 一口に誤嚥といっても、それが起こるタイミングはさまざまあるんです。今回は、誤嚥が起こる3つのタイミングについて説明しましょう。
- アシスタント:田中
- 誤嚥が起こるのは、飲み込むときだけじゃないんですね?
- ナビゲーター:小笠
- そうですね。1つ目は嚥下前に起こる誤嚥です。食べ物を咀嚼している最中など、に誤嚥が起こります。飲み込もうとする動きが始まる前に、勝手にダラダラと気道に食べ物が流れていく誤嚥です。
- アシスタント:田中
- 本人が飲み込もうとする前に誤嚥しちゃっているんですね?
- ナビゲーター:小笠
- そうです。そして、2つ目が嚥下中の誤嚥です。食べ物を飲み込もうとするときに、上手に気道を塞ぐことができずに、起こる誤嚥です。多くの人が誤嚥と聞くと、これをイメージすると思います。
- アシスタント:田中
- はい。でも3つあるということは、まだほかにも誤嚥するタイミングがあるんですね?
- ナビゲーター:小笠
- そうなんです。3つ目が嚥下後の誤嚥です。
- アシスタント:田中
- 嚥下したあとに、どうやって誤嚥が起こるんですか?
- ナビゲーター:小笠
- 食べ物を飲み込んだあとに、のどに残留物が残っていて、それが気道に入って起こる誤嚥です。
- アシスタント:田中
- そうなんですね。誤嚥は、飲み込むときに注意しているだけでは足りないんですね。
- ナビゲーター:小笠
- そうですね。
- アシスタント:田中
- よくわかりました。ありがとうございました。