口腔ケアチャンネルです。今回は「咽頭期って何?」というテーマでお話しましょう。
摂食嚥下は5期にわけられます。今回はその4番目の咽頭期について説明しましょう。
口腔期によってのどの入り口へ送り込まれた食塊は、咽頭期で咽頭部に到着します。
食塊が咽頭部にとどくと、嚥下反射という反応が起こり、一瞬で気管への道が塞がれます。
これによって食塊は気道に入ることなく、食道へと流れこんでいくのです。
嚥下反射はまさに一瞬の出来事で、時間にすると約0.5秒と言われています。でも、これが誤嚥を防ぐ重要な瞬間なんですね。
こうして食塊を咽頭から食道へと送り込むのが咽頭期です。
それでは、また。