口腔ケア介助で声かけが重要なように、食事介助でも声かけはぜひ行っていただきたいことです。 しっかりと覚醒していない状態で食事を始めてしまうと、誤嚥などを起こしやすくなってしまいます。 食事介助の前の声かけの方法をご紹介します。 土持つちもち賢一けんいち 歯科医師 口腔ケアチャンネルです。今回は「食事介助でも声かけが重要です!」というテーマでお話しましょう。 口腔ケア介助で声かけが重要なように、食事介助でも声かけはぜひ行っていただきたいことです。 しっかりと覚醒していない状態で食事を始めてしまうと、誤嚥などを起こしやすくなってしまいます。 食事介助の前には、声かけをすることで、ご利用者さんの覚醒を促しましょう。 また、人間は視覚や嗅覚、そして味覚で食べ物を味わっていますが、目が見えにくくなったご高齢の方などは、不意に食べ物を口のなかに入れられても、何を食べているのか理解できないことがあります。 だから、食べ物を口に運ぶ際にも、「みかんのゼリーを食べますよ」というように、何を食べてもらうのか、事前に伝えることも大切です。 このように、声かけをしながら食事介助を行うことで、ご利用者さんも安全に、そして食べ物を味わって食事することができますよ。 それでは、また。 前の動画 一口の量は極力少なめにするのが理想? 次の動画 「タ」と「ラ」の発声が苦手な人は?