口腔ケアチャンネルです。今回は「必要な水分量は体重で算出する」というテーマでお話しましょう。
のどの渇きを自覚しにくいご高齢の方などは、脱水症状予防のためにも、定期的な水分摂取が大切です。
1日に必要な水分量って、どのくらいなのでしょうか?
ご利用者さんの体重に30ミリリットルをかけることで、必要な水分量の目安を知ることができます。
例えば体重が50キロの方は、50かける30ミリリットルで、1500ミリリットルです。1日に必要な水分量は1.5リットルということですね。
これだけの量を、水分補給や食事でとる必要があるわけです。
体から5%の水分量が失われただけで脱水症状になってしまいますから、口腔ケア時の口腔内の乾燥チェックなどで、気をつけてみてくださいね。
それでは、また。