摂食嚥下障害というほどではなくても、高齢になってくると咀嚼や飲み込みの力が衰えてくるものです。

そんなご高齢の方でも、食べやすい食品の特徴を知っておきましょう。

毎日の献立の参考にもなりますよ。

例えば・・・

酒井さかい未菜みな
歯科衛生士
口腔ケアチャンネル、ワンポイントレッスンです。今回は「高齢者が食べやすい食品 特徴4つ!」というテーマでお話します。

摂食嚥下障害というほどではなくても、高齢になってくると咀嚼や飲み込みの力が衰えてくるものです。

そんなご高齢の方でも、食べやすい食品の特徴を知っておきましょう。毎日の献立の参考にもなりますよ。

まずはつぶれやすい食品です。噛む力が弱くなった人でも、舌と上あごではさめばつぶれるくらいの食品ですね。

2つ目が、のどごしがよく、ゆっくりと流れていく食品です。
飲み込む力が弱くなった人でもスムーズに飲めることはもちろん、誤嚥しないようにゆっくりと流れるものです。

3つ目が水分と固形物が分離しにくい食品です。たとえば、味噌汁のように水分と固形物が分離してしまうものは、
高齢者には難しい食品なんです。それよりもとろみをつけたお茶の方が優しい食品ということになります。

最後が、小さな粒のない食品です。粒が小さ過ぎると、口のなかですりつぶすのが難しく、なかなか飲み込めないんです。

この4つの特徴、覚えておいてくださいね。

それではまた。