高齢の方の食品嗜好について、海外で報告された研究結果があります。

その研究では、健康な高齢者とアルツハイマー型認知症の高齢者、そして脳血管性認知症の高齢者の食品嗜好が調査されました。

すると・・・

土持賢一
土持つちもち賢一けんいち
歯科医師
口腔ケアチャンネルです。今回は「認知症の人は甘いものが好き?」というテーマでお話しましょう。

高齢の方の食品嗜好について、海外で報告された研究結果があります。

その研究では、健康な高齢者とアルツハイマー型認知症の高齢者、そして脳血管性認知症の高齢者の食品嗜好が調査されました。

すると、パンなどの穀類や野菜、果物といった食品については大きな嗜好の違いは見られず、肉類に関しては健康な高齢者がより好む傾向にあるというデータが取れました。

一方で、砂糖やゼリーなどは認知症の高齢者がより好む傾向にあり、さらに、甘い食べ物に関しては、認知症の高齢者が健康な高齢者に大きな差をつけて好む傾向にあることがわかったのです。

甘いものを好む傾向と不十分な口腔ケアが合わさると、むし歯などの口腔内の問題に発展する可能性は非常に高くなります。

認知症の方の口腔ケアにおいては、覚えておくとよい情報だと思います。

それでは、また。