認知症の高齢者の方は、健康な高齢者に比べて甘い食べ物を特に好むというデータがあります。こうした食べ物の嗜好に加えて、認知症の方は歯みがきの能力なども低下してしまうことがあるために、むし歯になりやすい傾向があります。むし歯予防法の1つとして・・・ 酒井さかい未菜みな歯科衛生士 口腔ケアチャンネル、ワンポイントレッスンです。今回は「認知症の人にはフッ素配合歯みがき粉を」 というテーマでお話します。 海外の研究報告によるものですが、認知症の高齢者の方は、健康な高齢者に比べて甘い食べ物を特に好むというデータがあります。 こうした食べ物の嗜好に加えて、認知症の方は歯みがきの能力なども低下してしまうことがあるために、 むし歯になりやすい傾向があります。 むし歯予防のためとはいえ、好物の甘いものを禁止してしまっては、生活の楽しみがなくなってしまいます。 食べ過ぎないようにしながらも、もっと負担の少ない方法でむし歯予防をしてあげるのがよいでししょう。 簡単にできる予防法の1つとしてオススメなのが、高濃度フッ素配合の歯みがき粉を使用することです。 通常の歯みがき粉に比べ、むし歯の予防がさらに期待できると思います。 もちろん、専門家による定期検診も忘れないでくださいね。 それではまた。 前の動画認知症の人は甘いものが好き? 次の動画いびきには舌回し体操がオススメ?