冷たいものや熱いものが歯にしみる知覚過敏。

食べ物などにも注意が必要なのでしょうか?

今回は、知覚過敏に注意したい食べ物と歯みがき方法をご紹介します。

土持つちもち賢一けんいち
歯科医師
口腔ケアチャンネル、今回は口腔ケアクイズです!問題はこのあと!

口腔ケアクイズ、問題です。「酸っぱいものの食べ過ぎと知覚過敏は関係ない?」マルかバツか?

冷たいものや熱いものが歯にしみる知覚過敏。食べ物などにも注意が必要なのでしょうか?それとも関係ないのでしょうか?

じゃあ、解説しましょう。

答えはバツ!です。

知覚過敏の人は、酸っぱいものを食べ過ぎないようにしましょう。

柑橘系のフルーツやお酢などは、歯のエナメル質にダメージを与えることがあるからです。

また、こうしたものを食べた直後に歯磨きをすると、さらにダメージが大きくなりますから、注意してくださいね。

さらに、歯みがきでの注意点もあります。ブラッシングのときに力を入れ過ぎない、知覚過敏用の歯磨き粉を使う、というのは当然のことですが、口をすすぐときは水ではなく、ぬるま湯を使いましょう。

そして、食いしばりや歯ぎしりも、歯に大きなダメージを与えます。気づかないうちにやっていないか、ご家族などに聞いてみるといいですよ。

こうしたことを意識するだけでも、軽度の知覚過敏なら改善が期待できます。重症になってしまう前に、意識してみてください。

皆さんは正解しましたか?