唾液腺マッサージの介助はごっくん休みを入れながら！

高齢になると唾液の分泌量が少なくなってきます。施設スタッフの方などは、ご利用者さんに唾液腺マッサージをする機会も多いでしょう。

ご利用者さんにマッサージをするときは、正面に向き合って座り、そしてご利用者さんの顔に触れることになります。

そのために、ご利用者さんとの信頼関係が築けていないとスムーズに行えません。唾液腺マッサージの前には、必ず声かけを行い、ご利用者さんの了解を得るようにしましょう。

そして、マッサージ中は自分のペースで行わずに、ご利用者さんの様子を確認しながら行います。

マッサージの効果で唾液の分泌が活発になり、唾液がたまっているようなら、一休みを入れて、ご利用者さんに唾液をしっかりと飲み込んでもらいましょう。

唾液を口のなかにためたままマッサージを続けていると、マッサージ中に唾液を誤嚥してしまうかもしれませんからね。