体幹を鍛えると座るときの姿勢が安定するだけでなく、摂食から嚥下までの動作も安定して行えるようになります。 今回は、ブリッジ運動で体幹を鍛えて、嚥下機能をアップさせる方法をご紹介します。 ナビゲーター:土持 今回は「ブリッジ運動で嚥下機能アップ!」というテーマでお話ししましょう。 アシスタント:田中 よろしくお願いします。 ナビゲーター:土持 嚥下機能を向上させるためには、体幹を鍛えることがとても効果的です。体幹を鍛えると座るときの姿勢が安定するだけでなく、摂食から嚥下までの動作も安定して行えるようになるんです。今回は、ブリッジ運動で体幹を鍛えて、嚥下機能をアップさせましょう。 アシスタント:田中 はい。 ナビゲーター:土持 まずは、両膝を軽く立てて、仰向けになってください。両手は軽くお腹の上に置きます。 アシスタント:田中 そして、ゆっくりとお尻を上に上げましょう。腰を痛めることのないように、無理のない高さまででいいですよ。お尻を上げたら、そこで5秒程度制止して、そのあとで、ゆっくりとお尻を下げます。 ナビゲーター:土持 じゃあ、やってみましょうか。ゆっくりと上げます。12345。はい、ゆっくりと下ろします。お疲れ様でした。 アシスタント:田中 とても腹筋が鍛えられる感じがします。 ナビゲーター:土持 そうですね。体幹はもちろん、腹筋や背筋、お尻の筋肉も鍛えられますから、歩くときの姿勢も安定しますよ。転倒防止の訓練にもなると思います。 アシスタント:田中 はい。 ナビゲーター:土持 5秒間制止しているのがつらいときは、無理せずに2、3秒から徐々に長くしていきましょう。ご利用者さんの体力に合わせて、この運動を5回から10回程度行ってください。 アシスタント:田中 よくわかりました。ありがとうございました。 前の動画 一手間加えて訓練効果アップ!ペットボトルブローイング 次の動画 白ゴマ油で舌苔クリーニング