舌の体操をやってみよう

味を感じたり、食べたり、飲み込んだり、会話をしたりするのに舌はとても重要な働きをしています。

舌をしっかり動かせば唾液の分泌もよくなるので、口腔乾燥の予防にも効果的です。

簡単にできる舌の体操をご紹介します。

ナビゲーター：小笠: 今回は、「舌の体操をやってみよう」というテーマでお話しします。
アシスタント：田中: お願いします。先生、舌の体操をすることで、どんないいことがあるんですか？
ナビゲーター：小笠: 舌の動きがよくなって、唾液の分泌も活発になります。だから、食事や会話がスムーズにできるようになり、口の中の衛生状態もよくなりますよ。では、さっそく始めましょう！
アシスタント：田中: はい。
ナビゲーター：小笠: まずは、口を閉じた状態で行います。舌の先で左右のほおを、ツンツンとつつくように動かします。怒っているわけじゃ、ありませんよ。次に舌の先を口の中でクルクルと回しましょう。最後は、舌の先を口の中で左右に動かします。上唇の裏側を左右に、下唇の裏側も左右に動かしてください。
アシスタント：田中: 先生、たくさん唾液が出てきました（笑）
ナビゲーター：小笠: すぐに効果が現れて、びっくりしますよね？　では、次に口を開いて行いましょう。舌を出したり引っ込めたりします。次に舌を上下の唇や左右の口角につけます。舌のストレッチをするイメージで、やってみてください。最後に、唇に沿って舌を回しましょう。右回りと左回り、それぞれやってみてください。
アシスタント：田中: 普段は、舌をこんなに大きく動かすことがないので、結構疲れますね（笑）。
ナビゲーター：小笠: そうですね。これだけでも口の筋力の維持や向上に大きな効果があるんです。舌の掃除のあとには、ぜひやってください。また、食事の前に行うのも、効果的ですよ。
アシスタント：田中: わかりました。ありがとうございました。