ひざ倒し体操で嚥下機能アップ!?
- ナビゲーター:土持
- 今回は「ひざ倒し体操で嚥下機能アップ!?」というテーマでお話します。
- アシスタント:田中
- よろしくお願いします。
- ナビゲーター:土持
- しっかりした呼吸は、スムーズな嚥下にもつながります。今回は、下半身を動かして行う呼吸の体操を紹介しましょう。
- アシスタント:田中
- 呼吸の体操なのに、上半身ではなく下半身を動かすんですか?
- ナビゲーター:土持
- そうなんです。ひざを倒す動きで、胸の周りの胸郭という部分が捻れるんです。胸郭の可動範囲が広くなることで、しっかりと呼吸できるようになるんですよ。
- アシスタント:田中
- どのようにやるんですか?
- ナビゲーター:土持
- 仰向けに寝て、膝を立てましょう。そして、両手をお腹の上に置きます。この状態で、息をゆっくりと吸い込みます。次に息をゆっくりと吐き出しながら両膝を左右どちらかに倒します。膝を倒すときは、両肩が浮かないようにするのがポイントですよ。膝を元の位置に戻したら、その状態で息をゆっくり吸って、今度は両膝を逆側に倒しながら息をゆっくりと吐きます。
- ナビゲーター:土持
- じゃあ。やってみましょう。はい、息を吸いまーーーーーーーす。次に、息を吐きまーーーーーーーす。はい、膝を元に戻しましょう。もう一度。息を吸いまーーーーーーーす。次は逆側に倒しますよ。息を吐きまーーーーーーーす。これを何回かくり返します。無理のない範囲で行ってください。
- アシスタント:田中
- たくさん息を吸えるようになった感じがします。
- ナビゲーター:土持
- そうですね。呼吸に合わせて、ゆっくりとやってみてください。
- アシスタント:田中
- よくわかりました。ありがとうございました。