グラグラする歯をみがくときの注意点

歯みがき介助で、ご利用者さんの歯がグラグラしている。

さわって抜けたり折れたりしたら、どうしよう・・・

今回は、グラグラしている歯があるときのブラッシング方法をご紹介します。

せひ、ご覧ください。

ナビゲーター：小笠: 今回は「グラグラする歯をみがくときの注意点」というテーマでお話します。
アシスタント：田中: お願いします。
ナビゲーター：小笠: 歯周病が進行して、顎の骨が溶け出してくると、歯がグラグラしてくることがあります。このようなときは、早めに歯科医師に相談してください。そして、口腔ケアでは、ブラッシング時に注意が必要です。
アシスタント：田中: 歯みがき介助で、ご利用者さんの歯がグラグラしていたりすると、ブラッシングのときに緊張しますよね。
ナビゲーター：小笠: そうですね。自分の歯じゃないので、力の加減もとても難しいと思います。ブラッシングのときは、歯ブラシを持っていない方の手でグラグラしている歯をおさえながら、優しく磨きましょう。手前の歯の場合は、ブラッシングをする側と反対側を指でおさえながら磨きます。
アシスタント：田中: 奥歯がグラグラしているときは、どうすればいいんですか？
ナビゲーター：小笠: ブラッシングする側と反対の側をおさえるのが難しいなら、奥歯のかみ合わせの部分をおさえてブラッシングしてください。
また、歯がグラグラするような口の状態のときは、歯肉からも出血しやすくなっているはずです。痛みがひどかったり、出血量が多かったりする場合は、無理にケアを行う必要はありません。そんなときは歯科医師に相談してください。
アシスタント：田中: はい、ありがとうございました。