開口の意思はあるけど、できない人の開口術

口腔ケアチャンネル、ワンポイントレッスンです。今回は「開口の意思はあるけど、できない人の開口術」というテーマでお話します。

一口に開口困難といっても、さまざまなタイプの方がいらっしゃいます。

拘縮や食いしばり、拒否などで、開口する能力はあるのに開口しようとしない人とは異なり、開口しようとするけど、
開口できないという方もいらっしゃいます。

そのようなケースでは、両手をほほに当てながら、親指を下顎に当てて、やさしく下に力を加えて開口させてあげましょう。

開口するのに、抵抗しているわけではありませんので、力を入れる必要はありませんよ。

こうした方は、開口状態を保持するのも難しいことが多いので、このように手を添えたままで口腔ケアを行いましょう。

それでは、また。