水は人間が生きていくために絶対に必要なものです。

高齢者の方が若者よりも脱水状態になりやすいのです。

今回は、代表的な3つの理由をご紹介します。

土持つちもち賢一けんいち
歯科医師
口腔ケアチャンネル、今回は口腔ケアクイズです!問題はこのあと!

口腔ケアクイズ、問題です。高齢者は若者よりも脱水状態になりにくい。マルかバツか?

水は人間が生きていくために絶対に必要なものですが、若者よりも高齢者の方が脱水状態になりにくいのでしょうか?

じゃあ、解説しましょう。

答えはバツ!です。高齢者の方が若者よりも脱水状態になりやすいのです。代表的な3つの理由を説明しましょう。

1つ目は筋肉量の減少で体内の水分量が少なくなるためです。体に占める水分量の割合は子どもで70-80%、成人で60%と言われていますが、高齢者になると50%にまで減少してしまいます。

2つ目が腎臓の機能が低下することで老廃物を排出するための尿の量が多くなるからです。

そして、3つ目が体の感覚が鈍くなることで、のどの渇きを自覚しにくくなり、水分が必要な状態に本人が気づかないということです。

皆さんは正解しましたか?

それでは、また。