食べ物を使って行う直接訓練では、無理は厳禁です。

一歩間違えると誤嚥や窒息といった事故につながりかねませんから、注意してください。

このような場合は、直接訓練を中止します。

土持つちもち賢一けんいち
歯科医師
口腔ケアチャンネルです。今回は「直接訓練、中止の基準は?」というテーマでお話しましょう。

食べ物を使って行う直接訓練では、無理は厳禁です。

一歩間違えると誤嚥や窒息といった事故につながりかねませんから、注意してください。

次のような場合は、直接訓練を中止します。

38度を超える発熱がある。痰が絡み、むせが強い。呼吸状態が悪化している。検査データで炎症反応が増悪しているといった場合です。

訓練実施中も、ムセやセキ、湿性嗄声の有無、呼吸状態、意識状態、姿勢が崩れていないかといった点に注意しましょう。

それでは、また。