認知症が中期ステージに進行すると、それまでは自分で口腔ケアをできていた人でも、介助が必要になってきます。

口腔ケア介助を行おうとして、歯ブラシを見せても、それが何であるか理解できない場合があります。

そのようなときは・・・

土持つちもち賢一けんいち
歯科医師
口腔ケアチャンネルです。今回は「認知症中期ステージでの口腔ケアの特徴」というテーマでお話しましょう。

認知症が中期ステージに進行すると、それまでは自分で口腔ケアをできていた人でも、介助が必要になってきます。

口腔ケア介助を行おうとして、歯ブラシを見せても、それが何であるか理解できない場合があります。

そのようなときは、歯みがきの動作を見せるなどして、口腔ケアを受け入れてもらいましょう。

初期ステージでは心配のなかった誤嚥のリスクも、中期になってくると徐々に高くなります。摂食嚥下機能の障害の有無は、定期的にスクリーニングしておきましょう。

それでは、また。