口腔機能低下症の診断項目の1つに口腔乾燥があります。

口腔乾燥は、ムーカスと呼ばれる口腔水分計で測定します。

口腔乾燥状態と診断される数値は?

土持つちもち賢一けんいち
歯科医師
口腔ケアチャンネルです。今回は「口腔乾燥の検査法?」というテーマでお話しましょう。

口腔機能低下症の診断項目の1つに口腔乾燥があります。

口腔乾燥は、ムーカスと呼ばれる口腔水分計で測定します。測定値が27未満の場合は、口腔乾燥の状態と診断されます。

こうした器具がない場合、サクソンテストという方法で代替することが可能です。

あらかじめ容器と乾いたガーゼの重量を測っておきます。このガーゼを2分間噛んでもらい、ガーゼにしみ込んだ唾液量を測定するのです。

唾液の量が2グラム未満の場合は、口腔乾燥の状態と診断されます。

それでは、また。