要介護の手前の状態を意味するフレイルですが、具体的にはどのような状態を言うのでしょうか?

厚生労働省の研究班によって制作されたフレイルの基準をご紹介します。

土持つちもち賢一けんいち
歯科医師
口腔ケアチャンネルです。今回は「フレイルの評価基準?」というテーマでお話しましょう。

要介護の手前の状態を意味するフレイルですが、具体的にはどのような状態を言うのでしょうか?

厚生労働省の研究班によって制作されたフレイルの基準を紹介しましょう。

体重減少、筋力低下、疲労感、歩行速度の低下、身体活動の低下の5項目についての評価基準が示されています。

このうち3項目以上の該当する場合は、フレイルと評価されます。

体重減少や筋力低下は口腔ケアを含めた栄養管理や口腔リハビリで改善が期待できる部分です。

軽い運動や体操、定期的な運動に関しても口腔リハビリを含めた体操やストレッチを行うことで回避できる可能性が高くなります。

口腔ケアの効果って、お口の健康だけではないんですよね。

それでは、また。