口腔リハビリも、楽しみながら行えると、効果もアップしそうですね。

今回は、おもちゃを使って楽しく口腔機能訓練できる方法をご紹介します。

こんなもので、口腔リハビリ。

酒井さかい未菜みな
歯科衛生士
口腔ケアチャンネル、ワンポイントレッスンです。
今回は「呼吸&口唇閉鎖訓練に「吹き戻し」?」というテーマでお話します。

口腔リハビリも、楽しみながら行えると、きっと効果もアップしそうです。
たまには、童心に帰って口腔リハビリを行うのもいいですよ。

吹き戻しや巻き笛と呼ばれるおもちゃは、多くの人にとって、お祭りや縁日などで見かけた、
なじみのあるものだと思います。このおもちゃは、実は口腔機能訓練の用具としても、とても優れものなんです。

吹き戻しを吹くことで、しっかりした複式呼吸ができるようになり、唇などの口の周りの筋肉も鍛えられます。
呼吸が安定して、唇の機能も向上すれば、嚥下機能の向上も期待できますよ。

1セット10回から30回を目安にしてください。1日に3セット行うのが理想です。

この訓練は、広島県のモデル事業として複数の施設や病院で実施されて、
呼吸機能に大きな改善効果が見られたと報告されているんです。

それではまた。