ご利用者さんのなかには、脳血管障害などの後遺症で片マヒになっている方もいらっしゃるでしょう。 片マヒの症状は口のなかに現れる場合もあります。 口腔ケアの際には注意が必要ですから、覚えておきましょう。 こちらよりご覧ください。 土持つちもち賢一けんいち 歯科医師 口腔ケアチャンネルです。今回は「口腔機能のマヒの現れ方」というテーマでお話しましょう。 ご利用者さんのなかには、脳血管障害などの後遺症で片マヒになっている方もいらっしゃるでしょう。 片マヒの症状は口のなかに現れる場合もあります。口腔ケアの際には注意が必要ですから、覚えておきましょう。 片マヒの症状が舌に現れると、舌の位置は口のなかの左右どちらかに偏ってしまいます。 舌を出してもらうとよくわかります。右にマヒのある場合は、伸ばした舌は右に偏ってしまいます。 ところが、舌が口のなかにあるときは、左右逆になります。右にマヒのある人の場合、口のなかにある舌は左に偏ってしまうのです。 舌を出したときはマヒの側に偏り、口のなかではマヒとは逆の側に偏ると覚えておきましょう。 口腔ケアをするときは、この舌の位置に気をつけてくださいね。 前の動画 うしろからの口腔ケアでは上あごの位置がポイント? 次の動画 歯みがきにぴったりな鏡?