口腔ケアチャンネル、今回は口腔ケアクイズです!問題はこのあと!
口腔ケアクイズ、問題です。ドライマウスと誤嚥性肺炎は無関係。マルかバツか?
お口のなかが乾燥してしまうドライマウスと誤嚥によって雑菌が肺に入り込んで起こる誤嚥性肺炎。この2つにはどんな関係があるのでしょうか、それともないのでしょうか?
じゃあ、解説しましょう。
答えはバツ!です。
ドライマウスと誤嚥性肺炎は無関係ではありません。
ドライマウスは口のなかを洗浄してくれる唾液が少なくなるため、さまざまな雑菌が繁殖しやすくなります。そんな雑菌のなかに肺炎球菌という菌もあるのです。
ドライマウスで口内に肺炎球菌が繁殖して、その菌が誤嚥などによって肺に入り込んでしまうと、誤嚥性肺炎を引き起こしてしまうことがあります。
食事や口腔ケアのときに誤嚥しないように、細心の注意を払っていても、睡眠中に誤嚥してしまっているケースもあります。睡眠時に口呼吸になってしまったりする人は、その可能性がさらに高くなります。
誤嚥性肺炎の予防のためにも、ドライマウスは早めに改善しましょうね。
皆さんは正解しましたか?