口腔ケアチャンネルです。今回は「口腔リハビリの必要度をチェックする！」というテーマでお話しましょう。
口腔リハビリは、誰にでもやっていただきたいものですが、今回は特に必要度が高い人について説明しましょう。
ご利用者さんの食事の様子を観察してみてください。次の項目に当てはまる人には、ぜひ口腔リハビリを行ってください。
まずは食べているときの様子です。もぐもぐしている時間が長く、なかなか飲みこまない。食べこぼしが多い。水や汁物をむせる。
食事が終わったときにもチェックします。食事をするのに時間がかかった。食後、声がかすれている。
そして、食後の口腔ケアでは口のなかを観察します。舌やほほの内側、唇などを噛んでしまっている。食べ物が原形をとどめたままで歯にくっついている。食べ物が舌や上顎にくっついている。
食事中、食後、そして口腔ケアのときに、このようなことが見つかったら、口腔機能が低下してきている証拠です。口腔リハビリで問題を解決しましょう。
