口腔ケアチャンネル、ワンポイントレッスンです。
今回は「歯茎の出血を改善する4つのポイント」というテーマでお話しします。
歯ぐきからの出血は、歯肉炎や初期の歯周病によるものが大半です。出血したときは、なるべく早く歯科医師に診療してもらいましょう。
そして、歯科医院での治療とともにやってもらいたいのが、普段の口腔ケアでの改善です。歯ぐきの出血は次の4つのポイントに注意して改善していきましょう。
まずは、出血が治まるまでの数日は、やわらかい歯ブラシで歯ぐきをやさしくブラッシングします。普段から固めの歯ブラシを使っている人でも、固い歯ブラシでゴシゴシみがくと出血もひどくなってしまいますよ。
歯みがきのときは、殺菌効果のあるジェル状の歯みがき剤がオススメです。研磨剤が入っていたり、刺激の強かったりする歯磨き粉では、傷ついた歯ぐきにさらにダメージを与えることがあります。
出血が収まってきたら、デンタルフロスを使いましょう。ただし、しばらくは歯ぐきに当たらないように、歯ぐきから離した状態で使うのがいいですね。
洗口剤を使う場合は、アルコール成分を含まないものを選びましょう。アルコール成分が歯ぐきに刺激を与え、さらに口腔内を乾燥させるために、出血がひどくなる可能性があるんです。
こうすれば、歯ぐきの出血は改善しますよ。歯科医院での治療も忘れないでくださいね。