口腔ケアチャンネル、ワンポイントレッスンです。
今回は「おえっとなる人の上手な歯みがき術」というテーマでお話しします。
歯みがきのときに気をつけたいポイントはいくつかありますが、その1つが磨き残しなく、すべての歯をみがくということです。
みがき残しをなくすためには、一筆書きの要領で歯を磨いていくのがオススメです。でも、この方法ではおぇっと嘔吐反射を起こしてしまう人がいます。
一筆書きの磨き方では、手前の歯から奥歯に向かって磨いていくときもあります。このときに嘔吐反射が起こりやすくなってしまうのです。
おえっとなりやすい人の歯みがきでは、奥歯から前歯へとみがくようにしましょう。そして、歯ブラシを奥歯に当てるときに息を吐くようにすると、さらに効果がありますよ。
このように、奥歯から前歯へと左右の歯を、さらに歯の裏側も同じようにして磨きましょう。
また、普段は嘔吐反射が出ない人でも、胃腸の調子が悪いときなどは、おぇっとなることがあります。そんなときは、食後時間を空けてから歯みがきをしましょう。