口腔ケアチャンネル、ワンポイントレッスンです。
今回は「唾液を出す頬粘膜マッサージ」というテーマでお話しします。
ドライマウスの効果的な改善方法の1つが唾液腺マッサージです。口の周りにある3ヵ所の唾液腺をマッサージする方法ですね。
実は口のなかにも小さい唾液の腺が毛細血管と同じくらいあるんです。ほほの粘膜をマッサージすることで、唾液の分泌を促すことができますよ。実際にやってみましょう。
人差し指の腹の部分を、ほほの粘膜に当てて、内側から外側に向かって上下に刺激します。
このときに、ほほと歯肉をつなぐ頬小帯に当たってご利用者さんに痛い思いをさせないように、気をつけましょう。
10〜20秒マッサージしたら逆のほほをマッサージします。こうした左右交互に2分ほどマッサージしましょう。
マッサージをしていると、サラサラとした唾液が分泌されて、口のなかが潤ってきますよ。