ボタンプル運動で、口をしっかり閉じる
- ナビゲーター:小笠
- 今回は「ボタンプル運動で、口をしっかり閉じる」というテーマでお話します。
- アシスタント:田中
- よろしくお願いします。
- ナビゲーター:小笠
- 食事のときに、口をしっかり閉じられずに食べ物をこぼしてしまったり、上手に飲み込めなかったりする人がいます。当然、誤嚥する可能性も高くなりますから、こうした人には、口をしっかり閉じられるようになる口腔機能訓練をオススメします。
- アシスタント:田中
- どんな訓練ですか?
- ナビゲーター:小笠
- ボタンプル運動という訓練です。必要な道具は、大きめのボタンと太めの糸です。ボタンに糸を通して、糸は結んでおきましょう。糸の長さは30センチくらいが目安です。
- アシスタント:田中
- はい。
- ナビゲーター:小笠
- そして、このボタンを唇と前歯の間にはさみ、口をしっかり閉じます。そして、徐々に力を加えながら糸を引いていきます。ボタンが口の外に出てしまわないように、唇にしかりと力を入れます。5秒1セットで、正面からだけでなく、上下左右にも引っ張ります。じゃあ、やってみましょう。正面から、12345。左に12345。次は右です12345。そして上に12345。最後は下です12345。はい、お疲れ様でした。
- アシスタント:田中
- あー、これは結構疲れます。
- ナビゲーター:小笠
- 実は、この運動は表情筋のトレーニングにもなりますから、表情が若々しくなる効果もありますよ。試してみてください。
- アシスタント:田中
- よくわかりました。ありがとうございました。