アイスマッサージのやり方

誤嚥をすることは少ないけど、ごっくんと飲み込むのに時間がかかる、という人もいます。

そんな人には、「ごっくん」という嚥下反射を促すアイスマッサージという方法が効果的です。

今回は、アイスマッサージのやり方をご紹介します。

ナビゲーター：土持: 今回は「アイスマッサージのやり方」というテーマでお話します。
アシスタント：田中: お願いします。
ナビゲーター：土持: 誤嚥をすることは少ないけど、ごっくんと飲み込むのに時間がかかる、という人もいます。そんな人には、「ごっくん」という嚥下反射を促すアイスマッサージという方法が効果的です。
アシスタント：田中: どうやってやるんですか？
ナビゲーター：土持: アイスマッサージでは綿棒を水で湿らせて、それを凍らせたものを使うことが多いようです。でも、今回は使い捨てにする必要のない、スポイトを使った方法を説明しましょう。
アシスタント：田中: 普通に売っているスポイトでいいんですか？
ナビゲーター：土持: そうです。100円ショップで売っているようなもので十分です。スポイトのこの部分にまでしっかりと水を入れて、冷凍庫に入れ、凍らせておきます。このスポイトの丸くなっている部分で、冷たい刺激を与えて嚥下反射を起こすんです。
ナビゲーター：土持: スポイトで刺激するのは、舌の根元や口蓋弓などです。いきなり口の奥までいれると「オエッ」となる人もいますから、手前から徐々に刺激していっても構いません。
アシスタント：田中: こうして口の奥を冷たいもので刺激することで、ごっくんという、嚥下運動が起こるんですね。
ナビゲーター：土持: そうですね。
アシスタント：田中: はい、わかりました。ありがとうございます。