口腔ケア自立度を確認する10のチェックポイント
- ナビゲーター:小笠
- 今回は「口腔ケア自立度を確認する10のチェックポイント」というテーマでお話します。
- アシスタント:田中
- お願いします。
- ナビゲーター:小笠
- 自分1人で口腔ケアをできていた人でも、持病や加齢の影響で1人で行うのが難しくなった、というケースがよくあります。そのことに早く気づいて、必要な介助ができるよう、定期的に口腔ケアの自立度をチェックしましょう。
- アシスタント:田中
- どうやってチェックするんですか?
- ナビゲーター:小笠
- 口腔ケアのときの一連の動作が、しっかりできているかをチェックするんです。まずは、口腔ケアの準備段階での動作をチェックしましょう。歯みがきを行う場所まで移動できるか、必要な用具を準備できるか、ケアを行う姿勢を整えられるかの3つをチェックします。
- アシスタント:田中
- 次は実際のケアの動作をチェックするんですね?
- ナビゲーター:小笠
- そうです。ブクブクうがいができるか、入れ歯を取り外せるか、歯みがきができるか、歯間ブラシやスポンジブラシ、入れ歯用ブラシを使えるかといった4つをチェックします。
最後は、口腔ケアの後片付けの動作です。入れ歯をしっかりと着けられるか、磨き残しの有無をチェックできるか、用具を片付けられるかの3つです。口腔ケアのはじめから終わりまでの10のチェックポイントのうち、上手にできていないポイントがあれば、そこを介助してあげてください。
- アシスタント:田中
- はい、ありがとうございました。