スプーンや箸を使うのが苦手だったり、手の可動域が狭まった人などによく見られるのですが、口を食べ物に近づけて吸いながら食べる人がいらっしゃいます。 このような食べ方は、大変危険です。 なぜなら・・・ 土持つちもち賢一けんいち 歯科医師 口腔ケアチャンネル、今回は口腔ケアクイズです!問題はこのあと! 口腔ケアクイズ、問題です。誤嚥予防のためには吸いながら食べるのが正しい。マルかバツか? スプーンや箸を使うのが苦手だったり、手の可動域が狭まった人などによく見られるのですが、口を食べ物に近づけて吸いながら食べる人がいらっしゃいます。誤嚥予防のためにも、この食べ方がよいのでしょうか? じゃあ、解説しましょう。 答えはバツ!です。 吸いながら食べる食べ方は、間違ってそのままのどに入ってしまい、窒息を起こすリスクがあるのです。 窒息することがなくても、飲み込むタイミングが合わないと誤嚥してしまうことも多いので、オススメできない食べ方です。 大変なことだとは思いますが、手の可動域が狭いような人も、しっかりと口もとに食べ物を運んで食べるようにしてくださいね。 皆さんは正解しましたか? それでは、また。 前の動画 片マヒの人の入れ歯脱着のポイント 次の動画 寝たきりの人への嚥下体操、舌骨上筋群ストレッチ