認知症は、中期ステージになってくると認知機能の障害によるものだけでなく、

BPSDと言われる行動・心理症状による食行動が見られるようになってきます。

例えば・・・

土持つちもち賢一けんいち
歯科医師
口腔ケアチャンネルです。今回は「認知症中期ステージでの食行動の特徴」というテーマでお話しましょう。

認知症は、中期ステージになってくると認知機能の障害によるものだけではなく、BPSDと言われる行動・心理症状による食行動が見られるようになってきます。

食欲の亢進によって過食や盗食が見られたり、手づかみで食べるなど、食事のマナーが悪くなったりもします。

食べ物でないものを口に入れる異食が現れることもあります。

また、開口できない、咀嚼が途中で止まるなど、摂食嚥下機能に関する障害も現れてきます。

こうした特徴を踏まえて食事介助を行うようにしてください。

それでは、また。