食べ物を使って行う直接訓練では、ステップアップも慎重に行わなくてはなりません。

ステップアップは、具体的には次のような事柄について行います。

例えば・・・

土持つちもち賢一けんいち
歯科医師
口腔ケアチャンネルです。今回は「直接訓練でのステップアップ時の注意点」というテーマでお話しましょう。

食べ物を使って行う直接訓練では、ステップアップも慎重に行わなくてはなりません。

ステップアップは、具体的には次のような事柄について行います。

嚥下しやすいものから難しいものへ。
嚥下手技ありから手技なしへ。
食事量は、少量からハーフ食、全量へ。
濃いとろみから中間のとろみ、薄いとろみへ。
などです。

ステップアップをするときは、複数の事柄を同時に変更させてはいけません。

変更箇所が複数あると、変更後に生じた現象の原因がどこにあるのか、検証できなくなるからです。

それでは、また。